5月3日〜11日の日記

今までは別のブログを使っていましたが、「はてな」Diaryに移行することにしました。
別のブログに書いていた日記をコピーします。一番下の5月3日からスタートです。

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トマトパスタ&アルバイト 〜5月11日の日記〜

今日は初めてのイタリアン!!メニューはトマトパスタでした。
パスタは一人暮らしの頃から大好きで沢山作ってきて自称パスタ名人でしたが
まだまだヒヨコレベルなことに改めて気付いたとても勉強になる授業でした。

まずは先生からイタリア料理について先生からの講義。
イタリア料理とフランス料理の違いについて
イタリア料理のコースの流れについて
パスタの太さの違いによる各呼び名
どのソースにどの太さのパスタが合うか などなど。
文化や環境によって各国/各地方料理って出来たんだって実感する講義で心の中ですごく感動していました。

面白かったのは、玉ネギのみじん切りについて。
「玉ネギのみじん切りのことをフランス調理用語ではアッシェといいますが
イタリア語では何というんですか?」とある子が質問したら、
「『こまこぉしといて(細かくしておいて)』って言うだけだよ。」
おおらかなイタリアの気質すごくいいなあって思いました。

講義後に、先生からのデモ授業。
私が今日一番知りたかったのはパスタのゆで汁の塩加減。
先生のを味見したら、しょっぱいを通り越して苦さが。本当に海水と同じ味がした。
今まで私も塩を入れていたつもりだったが、それでも大さじ2位。
それでは意味がなかった。家の塩をただ無駄にしていただけだった。

デモの後、各班で実習。
鉄のフライパンを振ってパスタとソースをからめるのだが、
私は非力でフライパンを片手で持ち上げることすら出来なかった・・・。
男の子達は次々にひょいひょいと振っていていいなあと思った。
毎日寝る前に15分くらい2kgの鉄アレイで筋トレしているが、今日から30分に増やそう。

ソースは玉ネギとトマトホールとバジルだけのシンプルなものだったが
パスタの塩味ですごく美味しかった。またまた感動。

あと、今日の重大な決意!フランス料理店でアルバイトをする!!

帰りに学校のアルバイト求人票を見ていたら自分の希望にあった条件の
お店を発見!家に帰ってホームページを見てみたら素敵なお店だったので
電話して聞いてみたら、OKで面接に来て下さいとのこと。

女だし26歳だし現場はきついって言うし私に出来るかなって尻込みしてたけど、
そんなことグダグダ言ってても前に進めない。実際やってみないと分からない。
出来るかな出来ないかなの想像の世界から一歩踏み出すことにした。
精神面でも今は弱いのでもっと強くなりたい。

でも無理はしない。
学校とバイトの両立を続けられるように自分の中で確認しながら頑張りたい!!

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麻婆豆腐と茶碗蒸し 〜5月10日の日記〜

今日は一日に2回も実習があったので、疲れました。
1回1回の実習に全力投球してるので・・・。でも良い疲れです(^^)
今日もやっぱり目から鱗の授業でした。

<麻婆豆腐>
鱗1:
調味料に豆腐の水分が出て味が薄まるのを防ぐために、豆腐を下茹でして豆腐の水分を出すという作業があるのですが下茹でした豆腐は水切りして放っておくのではなくお湯に入れておくと豆腐同士がひっつかない。
(今まで家で作るとき下茹で豆腐を放っておいたので、ひっついてはがすのに苦労してました。これでもうその苦労から開放される!)

鱗2:
中華調味料のテンメンジャン、ネギ油は家でも簡単に作れる!
テンメンジャンは、赤味噌と砂糖と水を鍋に入れて煮詰めるだけ。
仕上げに油を入れると保存がきく。
ネギ油はネギ・ショウガ・玉ネギを焦がすまでじっくり揚げて漉すと完成。
ネギ油は市販のものを買ったことがあるけど、使いみちがよく分からなかったので先生に聞いてみた。
ゴマ油と同じ感覚で使うといい。料理の最後の風味付け。
インスタントラーメンに少したらすだけで、味がすごく美味しくなるよ」とのことでした。
今度作ってやってみよーっと。<茶碗蒸し>
鱗1:
素材の臭みを取ること。
エビはさっと下茹でする。鶏肉は醤油洗い(5分くらい醤油につける)
→すごく上品な味になった。

鱗2:
三つ葉の茎のみ入れる。葉は蒸すと卵地に黒い色を付けてしまうので入れない。
→いつも家で作るときは必ず葉も入れてました。三つ葉の爽やかな香りが好きで。
でもお店では見た目も重視なんだなあと思った。
確かに黒い色が付いた茶碗蒸しは食べたことないかも。
今度外で茶碗蒸しを食べる機会があったら見てみたい。

家に帰って早速今日の復習を兼ねて茶碗蒸しを作ってみました。
いつもは大きな椀に入れて蒸すのですが、今日は棚の奥から小さな清水椀を発見!
ちょうど5個5人分あったのでそれを使いました。
器の色がきれいだったので茶碗蒸しも高級に見えた。
器って大事だなあと思ったひとときでした。

それでは、また明日☆
明日はトマトスパゲティだ〜!

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今日はシュークリーム! 〜5月9日の日記〜

月曜日は製菓の実習。シュークリームとエクレアを作りました。

シュー生地を作る→カスタードを作る→生クリームを作る→焼き上がった生地に中身を入れて完成!

生地やカスタードを作るのにも沸騰させたり粉をふるったりなど作業が沢山あったり、
卵や小麦粉など共通する材料があって頭がごっちゃになって大変だったけど、
実習2時間後何とか形になりました。

シュー生地はさっくりパサっとしていて、私としてはもう少ししっとりした生地がいいなあと思った。
安い菓子パンのしっとりしたシューに慣れてるからかな?
どうしたらしっとりした生地にできるんだろう?

家に帰って夕飯を食べている時に、妹がいいTV番組をつけてくれました。
NHK教育の「若者仕事図鑑」今日はパティシエの女性が特集されていた!
ちょうどこの間ロールケーキで学んだ「ビスキュイ」をうまく焼けるように
挑戦していて、先輩からの厳しいチェックの末、きれいに完成という30分のドキュメンタリー。
メレンゲの立て具合や絞り始めが大きくならずに均等に絞り出せるように
などプロはさらに技術を求められるんだなあと思った。やっぱり現場で働いてプロの技術を身に付けたいな。
でも私が修行したいのはパティシエではなくてコック。
女性でも雇ってくれて体力的に続けられるレストランはあるのかな?
学校の就職活動が本格的になってきたら、色々なレストランを見学しにいって聞いてみたい。

明日は午前が麻婆豆腐、午後が茶碗蒸しの実習。
二つともABCクッキングで詳しく習った料理だけど、やっぱり明日も
目から鱗のプロのコツは学べるかな?楽しみだな(^^)

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出汁の引き方〜5月6日の日記〜

今日は午前中だけの授業で、日本料理の調理実習でした。
内容は、「出汁の引き方〜吸い物と赤だし〜」
一番だしと二番だしの取り方はOLの時に通ってたABCクッキングスクールで
何度も習っていたけど、やっぱり今回も新しい発見がありました。

①「出汁」の読み方は「だしじる」だと思っていたけど、この二つの漢字で「だし」と読むこと。
②吸い物は出汁を注ぐ前に具を盛りつけること。そうすると盛りつけがきれい。
③お椀の柄をお客様に見せるように置くこと。フタの柄にも気を配る。
などなど(^^)
今度和食を食べに行ったら、②③の観点から料理を見てみたいな。

ワカメは料亭で使う高級「鳴門ワカメ」を使ったので、シャキシャキしてすごく美味しかった〜。
普段食べてる安い乾燥ワカメはワカメの形してるだけで味がしないからなあ。

来週の実習は、シュークリーム、マーボー豆腐、茶碗蒸しなど。
シュークリーム初めて作るからすごく楽しみ!ちゃんと膨らむかな。

ちょっと風邪気味だから、この土日はのんびりしようっと。

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はじめまして!〜5月3日の日記〜

この特別な1年間の記録を残したいと思ってブログを始めることにしました!
特別というのは、今年の4月から大好きな料理を勉強したくて調理師学校に通い始めたから!
でも、卒業後も料理の道に進むのか、料理は趣味としてOLに戻るかまだ自分の中で見えてない状態。
このブログで将来への心境の変化や、日々の授業の感想などつづっていけたらと思ってます。

まずは通い始めた調理師学校の説明から。
私のコースは、1年間で日本料理、西洋料理(フレンチ/イタリアン)、中華、製菓、サービスを
全部勉強します。今はフレンチに興味があるけど、他の料理にも興味がわくかも
しれないので、どの授業も一生懸命頑張るぞー!
1週間の半分が調理実習で、半分が食品学や栄養学などの座学の授業。
私のクラスは、47人で3分の2が男子で、3分の1が女子。
年齢は50代の男性・女性から 18才の高校新卒の子まで様々。(大半が18才)
私は26才なので、通い始めるまで友達出来るかなあと思ってたけど
同世代の方もいらっしゃってすぐに友達になれたから嬉しかった(^O^)

4月の授業は
日本:包丁研ぎと基本切り(キュウリの輪切り、大根の桂むき)
西洋:包丁研ぎと基本切り(玉葱の薄切り、みじん切り、人参のシャトーむき)
中華:包丁研ぎと基本切り、天津飯とスープの取り方
製菓:クッキー、フルーツロールケーキ
サービス:テーブルのセッティング(ナイフフォークの置き方、テーブルクロスかけ)

この様にこの1ヶ月は基本的なことが中心だったけど、
プロのコツが沢山あり目から鱗のことばかりですごく勉強になりました。
「きれいに早く」がポイントです。技術の奥は深い・・・。

今日は、昨日製菓の実習で学んだ「ブルーベリーのマフィン」を作ってみようと思います。
マフィンは固いイメージだったけど、昨日の実習で作ったのはフワフワですごく美味しかった!
私は今まで甘いもの苦手だったけど、手作りは甘さ控えめですごく美味しい。
同じように出来るか楽しみだなあ〜☆